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サッチャー元首相 さらばよ! 鉄の女 [海外ニュース]

 イギリスのサッチャー元首相は8日の午後、脳卒中で死去。
 享年87歳。
 ご冥福を..................... 「今朝脳卒中を経験した彼女は、安らかに眠った。」と娘のティム・ベルさん(Lord Tim Bell)が言った。
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  1951年に11歳年上のデニス(Denis Thatcher)という商人と結婚した彼女は、
  デニスの経済的サポートに支えられ、政治の世界へ足を踏み込んだ。
  
  1959年に保守党下院議員として、議会に参加したが、男尊女卑の色が強かった時代、
  彼女の意見は重要視されなかった。
  が、1974年の選挙で保守党は敗北を喫し、翌1975年2月にサッチャーは党首選への出馬を決意。
  教育科学相だったサッチャーが党首になるとはだれもおもわなかっただろうが、75年に党首選で
  勝利し、英国の政治史上初の女性党首になった。
  
  そして、「英経済の復活」と「小さな政府」の実現を掲げ、女性初の英首相に就任。
  
  1979~1990年の在任中、国有企業の民営化、規制緩和、金融改革を断行し、長期的な経済衰退
  から英国を復活させる礎を築いた。財政赤字を克服しイギリス経済を立て直し、政治家・経済論者
  からは高い評価を受けている。一方で失業者を増大させ、地方経済を不振に追いやった血も涙も
  ない人間として、「鉄の女」との評価もある。  
  また、医療制度を機能不全に陥らせたり金持ち優遇政策を採ったことから左派からの評価は低い。
 
  人生をかけて、信念を貫いた彼女は、多方面から批判を受けているが、彼女が去った今、
  エリザベス女王は「我々は偉大なリーダーを失った」と語り、盛大な、一般市民が参列できる
  葬式を行うそうだ。
  

  筆者の意見:恨まれている一方、英国民にとっても愛されている女性であり、女性の社会的地位のまだ
           低い時代に、初の女性首相として登場し、女性としての見本を見せてくれた。
           血も涙もないと批判されているが、彼女の政策がイギリス全体の経済を救った。
           万民のために、自分の名声を犠牲にしたようなものかと。
           
          

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